CPU の温度が高すぎる問題の対策(Windows)#
使用していた Windows 11 のノート PC が大して負荷をかけていないにも関わらず熱くなっていたため、対策を行った。
発生した問題#
ただブラウザを開いてネットの動画を見ていただけでノート PC が熱くなっていた。そこで、 HWMonitor というソフトウェアで温度を確認したところ、 CPU 使用率 30% 程度の負荷にも関わらず、 CPU の温度が 95 度前後になっていた。
ネット上の意見では、
高負荷状態での適正は 60 ~ 70 度くらい。(参考: CPUの適正温度は?温度が異常に高い場合の原因と対処法を解説 )
高負荷時の CPU 温度適正値は 90 ~ 95 度。(参考: CPUの適正温度は? 温度が高くなると起きる事と下げる方法を紹介 )
CPU の温度は高くても 80 度程度。(参考: CPUの適正温度は何度まで? 熱暴走の対処法を紹介 )
などと様々な基準が提示されているが、 CPU 使用率 30% 程度の負荷で 95 度というのはどの基準から考えても高すぎるように感じた。
対策#
CPU の最大の使用率を制限する設定を行った。
「コントロールパネル」を開く。
Important
「設定」アプリではないことに注意。
「電源オプション」をクリックする。
現在選択されている電源プランの「プラン設定の変更」をクリックする。
「詳細な電源設定の変更」をクリックする。
「プロセッサの電源管理」の「最大のプロセッサの状態」に表示される数値を全て 100% から 99% に減らす。
「OK」ボタンで設定を適用する。
結果#
対策前と同じことをした状態で、CPU の温度が 60 度前後になった。対策前から 30 度以上下がった。
試して効果がなかった対策#
以下も試したが、効果はなかった。
Windows Update を確認して、ドライバの更新でオプションとなっているものも一通り適用した。
ノート PC と台の間のスペースを大きくして空気の流れを良くした。