Plotly の Python ライブラリでグラフをプロット

Plotly の Python ライブラリでグラフをプロット#

Python パッケージ Plotly はグラフをプロットするライブラリである。 Plotly 自体は Python 以外に R や Javascript にも対応しており、 グラフを表示する機能は Javascript で書かれている。

機能#

  • インタラクティブに値を見たり拡大・縮小したりできる HTML 形式のグラフを生成できる。 （下記の例を参照）

  • 様々なグラフに対応している。

  • PNG, JPEG, SVG, PDF といった画像の出力もできる。

    • 古いバージョンでは画像出力用に別途バイナリをインストール必要があったものの、 現在は pip によるインストールのみで画像出力まで対応できる。

インストール#

pip install plotly
pip install pandas # Plotly Express の機能を利用する場合は必要
pip install kaleido # 画像ファイルの出力を行う場合は必要

プロットの例#

以下にプロットの例を示す。

import numpy as np
import plotly.express as px

x = np.linspace(0, 6.28, 100)
y = np.sin(x)

# 折れ線グラフを作成
fig = px.line(x=x, y=y)

# Jupyter Lab で表示
fig.show(renderer="notebook_connected")

プロットの HTML 出力#

上記の例のようにインタラクティブなグラフは 次のようにして HTML ファイルへ出力できる （Interactive HTML Export | Python | Plotly）。

fig.write_html('path_to_output.html')

プロットの画像ファイル出力#

静的な画像ファイルも出力できる。 PNG, JPEG, SVG, PDF などに対応しているという （Static Image Export | Python | Plotly）。

fig.write_image('path_to_output.png')